カフェ・チュングエン、創業者夫婦の離婚で停滞

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家族経営のベトナム企業やお店が失速です。ちなみに別れた奥さんは別のコーヒーブランドを立ち上げています。

コーヒー生産やカフェチェーン「チュングエン」の大手チュングエン・グループ創業者夫婦による離婚紛争の影響が尾を引いている。ダン・レ・グエン・ブー会長と妻のレ・ホアン・ジエップ・タオ元副社長の法廷闘争は今も続いており、グループの成長にも影を差している。
最近では子会社のチュングエン・インスタント・コーヒーが昨年12月、社印や法定書類を不当に持ち出したとしてタオ氏を訴え、7520万ドルの支払いを求めた。
これに対してタオ氏は今年5月16日、ブー氏はグループの代表である以上、子会社であるチュングエン・インスタント・コーヒーの代表兼務は利益相反であり、会社の定款に反すると反論した。
離婚問題は2015年4月、ブー氏が突然タオ氏を副社長から解任して明らかになった。タオ氏は2015年11月、ブー氏が取締役会をタオ氏不在で開催して解任したとして提訴した。
離婚手続きは財産分与が解決しておらず、決着していない。裁判所は昨年8月、グループの有形無形資産の93%が共同所有されているとの暫定的な決定を下した。このため世界市場制覇というブー会長の野望も滞っている。2013年にスターバックスが進出してきたときには「本物のコーヒーをアメリカに輸出してスターバックスを破る。アメリカ市場を制覇する」と豪語していたが…。
シアトルやニューヨーク、ボストンにカフェを開店する計画もあったが、実際にはアメリカへのコーヒー輸出ではチュングエンはベトナム国内で36位。しかもアメリカでのベトナム産コーヒーのシェアは15%以下しかないため、チュングエンのシェアはごくわずかにとどまっている。
(5月20日付VOV)
http://english.vov.vn/economy/trung-nguyens-dreams-of-global-ambition-drown-in-divorce-dispute-375044.vov