妊娠のために抗がん剤拒否の女医に支援の輪

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自分が死んでも、ふたり子どもがいれば助け合って生きていけると抗がん剤治療を拒否して出産を選んだ女医ががん再発です。何とか助かって欲しいです。

グエン・ティ・ハイン医師(33)は2月11日、ハノイのベトドゥック友好病院で縦隔や肺、腹腔に広がった腫瘍を取り除く2つの大手術を7時間にわたり受けた。最も大きな腫瘍は10センチ以上あった。
ハイン医師はニンビン省出身で、2014年に研修を終えてハノイのバクマイ病院 整骨医科で働き、夫と娘と平穏な生活を送っていた。しかし二人目の子供の妊娠6カ月で激痛が襲い流産。ひと月後、副腎皮質がんが見つかった。同年、ベトドゥック病院で2.5センチのがんを切除し、医師らは抗がん剤治療を勧めた。
だがハイン医師は何日も泣きくれた後、抗がん剤治療をせずに子供をもう一人生むことを決意する。「もし私が死んでも、きょうだいがいれば助け合える」。
ハイン医師は術後、通常の生活に戻り、毎日出勤して患者を治療した。そして1年近くたった後、ハイン医師は妊娠して2016年初めに女の子を出産する。
だが今年1月末、定期検診でがんの再発と転移を知らされた。それでも一人静かに耐え、誰にもこぼさず、両親や子供の将来に関する押しつぶされそうな不安を隠して患者の治療に当たった。
同僚のグエン・ニュー・ホア医師によれば、ハイン医師は今後の治療方針を決めたときに初めてむせび泣いた。「まだ家族には知らせていません。両親が悲しむのが怖い。老後の両親の世話をしてあげたかった。2人の子供は小さいのにどうすればよいの?」。周囲は静まり返った。
ハイン医師の病状は夫でさえホア医師から2週間前に初めて聞かされた。ホア医師は、ハイン医師の家を訪れて古いテレビが1台置いてあるだけで悲しくなった。
ハイン医師は化学療法を続ける。ハイン医師の苦境を知ったグエン・ティ・キム・ティエン保健大臣は、ベトドゥック病院の医師たちに全力で治療するとともに、バックマイ病院もハイン医師の家族を支援するよう指示した。ティエン大臣自身もテトのお年玉としてハイン医師の家族に500万ドン(2万5000円)を寄贈した。
(2月13日付ベトナムネット)
http://vietnamnet.vn/vn/suc-khoe/suc-khoe-24h/nu-bac-si-bv-bach-mai-tu-choi-dieu-tri-ung-thu-de-sinh-con-430182.html