7歳の女の子が角膜提供、大臣も感謝

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未成年の臓器提供の是非は、ぜひ国民的な議論があればと思います。

ハノイ市ナムトゥーリエム郡に住むグエン・ハイ・アンちゃん(7歳)が2月22日に息を引き取った。K病院で亡くなる前、アンちゃんと母親は角膜の提供に同意した。国内2番目に若い患者による角膜提供となった。
2017年9月から脳腫瘍の星細胞腫と闘病していたアンちゃんは、母親から「アンちゃんの目を将来も見続けたい」と告げられるとためらいなく同意した。
アンちゃんを担当した同病院小児科のファム・ティ・ベト・フオン副部長によれば、昨年入院したときに既に病状は悪化していた。ひどい頭痛に苦しみ、半身が麻痺し、酸素マスクをしていたが「本当にいい子だった」という。「小さな子供では耐えられないような、ものすごい痛みにもかかわらず、医師のいうことをなんでもよく聞いてくれた」。フオン副部長は、太陽のような笑顔と明るい瞳が忘れられない。
ベトナム国立臓器移植調整センターのグエン・ヒュー・ホアン所長は、アンちゃんの死後、角膜提供を受けるためにアンちゃんの家に言った。「アンちゃんは母親の腕の中で眠るように抱かれていた」。ホアン所長と2人の医師が30分の手術を行い、角膜はハノイのアイバンクに保存された。子どもの角膜を取り出す手術は2度目だったが「涙なしには手術できなかった」という。
医師らは、アンちゃんの両親が「遺体は完全な状況であるべき」と考えずに角膜を提供してくれたことに感動している。医師らだけでなく多くの人が敬意と感謝し、グエン・ティ・キム・ティエン保健大臣も花輪を送っている。

「30万人が移植必要」

同センターのグエン・ホアン・フック副所長は、「臓器を必要とする人に提供することで死後も生き続けることができる」と臓器提供の意義を訴える。アンちゃんの角膜は2月26日、角膜が損傷した73歳と白内障の42歳に移植された。角膜移植を必要とする人は30万人いるが、角膜の不足で年間100~150人しか移植を受けられていない。
母親のグエン・チャン・トゥイ・ズオンさんはアンちゃんは当初から提供を望んだが、臓器移植法は18歳以上にしか臓器提供を認めておらず、アンちゃん一人では意思決定できなかった。ただズオンさんは、「臓器移植を必要とする多くの子供たちを知っているので、自分も提供を希望した」と語る。
フック副所長は、法改正により臓器提供の年齢制限を緩和することを提案している。「そうすれば、より多くの人が救われる」と強調している。
(2月27日付VNA)
https://en.vietnamplus.vn/sevenyearold-donates-cornea-thousa
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