運転中の携帯利用に厳罰を、専門家ら提言

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今のベトナムは「歩きスマホ」ならぬ「走りスマホ」は日常茶飯事。10年前にヘルメット着用を罰則を付けることで普及させたように、禁止を裏付けるペナルティーが必要そうです。

国家交通安全委員会は1月16日、ベトナムにおける運転中の携帯電話利用の影響に関する研究結果について発表した。車両運転中の携帯電話利用は、現行法令で禁止されているにもかかわらず横行している。一部の専門家らは厳罰化による禁止の徹底を求めている。
ベトドク大学ベトドク交通運輸センターのブー・アイン・トゥアン博士は、運転中の携帯電話利用はリスクが大きいと指摘した。たとえば運転中のテキスト送信はリスクが通常の20.3倍、通話は8.5倍に、ハンドフリーによる通話も5.3倍だという。
ホーチミン市とビンズオン省の9カ所で実態調査をした結果、1,000台に6台が運転中に携帯電話を使っていた。ほとんどが手で通話するかテキストをしており、ハンドフリーの利用者はほどんどなかった。電動自転車(Eバイク)に乗っている人の利用率が特に高く、バイクや自転車の32~38倍に上った。
また農村では1,000台につき11台で利用しており最も高かった。また性別別では男性が違反者の75~80%を占めた。
さらに違反者の6%しかカーブの道でも車両を止めず、道路の端に寄ったり減速した人は33%にとどまった。残る61%はスピードを維持したまま他の車両と同様に走り続けていた。
交通運輸省運輸部の代表者によれば、運転中の携帯利用は既に禁止されているにも関わらず横行しており、多くが罰せられないまま。ベトナム自動車運輸教会のグエン・バン・タイン会長は、「商用車の運転手は100%違反している」と明かした。
トゥアン博士は、車両運転中の手を使っての携帯電話利用は禁止にし、同時に罰則を強化して違反を抑止するべきと主張した。ベトドク大学の研究グループは運転中の携帯利用の抑止策として5つ方策を提言している。
(1月16日付ザンチー)
http://dantri.com.vn/xa-hoi/de-nghi-phat-nang-tai-xe-su-dung-dien-thoai-khi-lai-xe-20180116143016874.htm