10年ごとの景気後退、来年も来るか

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ベトナムの景気後退は10年ごとに起きており、2019年がその年に当たるというサイクル論の是非について賛否が起きています。20年前はアジア経済危機、10年前はリーマンショックの余波が遅れて波及しております。

統計総局のグエン・ビック・ラム局長は6月29日の記者会見で、10年ごとに起きるベトナムの景気サイクルに従い2019年の景気は後退するとの見方に否定的な見解を明らかにした。
ベトナムの輸出入総額はGDP比200%と外的要因への脆弱性が大きい。米中、米欧貿易戦争がエスカレートすれば大きな打撃を受けるとの懸念もある。また投資の対GDP比率は3年連続で下がっており、2019-2020年にかけて影響が出てくるとの予測もある。
1979年、1989年、1999年、2009年と10年ごとに起きてきた景気後退を踏まえて一部の専門家は投資における外資依存や不動産市場の過熱から2019年の経済を悲観している。しかしラム局長は、「世界経済は2018-2019年にかけてなお拡大する」とみている。
エコノミストのファン・ミン・ゴック氏もベトナムより対外依存度が高い国は他にもあり、経済の脆弱性は貿易額の対GDP比だけでは測れないと反論している。
(7月12日付ベトナムネット)
http://english.vietnamnet.vn/fms/business/203744/how-will-vietnam-deal-with-a-10-year-crisis-cycle-.html