スマホ没収の生徒の飛び降り、担任は不処分へ

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ニンビン省ニョークアン郡フーロック中学校で、9年生(日本の中学3年生)の生徒が担任教師にスマートフォンを取り上げられた後に校舎3階から飛び降りて大けがを負った事件で、フーロック中学校の校長は、飛び降りた原因ははっきりしないとしつつ、担任は規定にのっとった指導をしており、処分しない方針を明らかにした。
T.D.Qさん(2003年生まれ)は8月16日、休み時間中に学校で禁止されているスマホを使っているところを女性教師のP.T.H.L教諭に見つかり携帯電話は没収され、L教諭から保護者が学校に呼び出された。グエン・ドゥック・ハウ校長は21日にザンチーの記者に明らかにしたところによれば、事件当時、Qさんは物理の授業を受けるところで、担当の教師が教室に到着する前に「突然立ち上がって教室を飛び出し、バルコニーから飛び降りた」。
Qさんは校舎から飛び降りて右脚と両足のかかとを骨折しており、まだ入院している。ハウ校長は、「現段階では担任とその他の教師、クラスメートから事情を聞いただけで、確実なことは分かっておらず何も言えない。Qさんからも回復後に具体的な話を確認したい」としている。
フーロック中学は、校内の携帯電話使用を4年前から校則で禁止している。ハウ校長は、「これまでに何十人の生徒から携帯電話を取り上げているが、Qさんのような事件は起きていない」としている。また飛び降りた原因についてもQさんが入院中のため、ハウ校長は家族から詳しい事情を聴取できていない。学校としては家族のケアやQさんの治療を優先させている段階だ。
ハウ校長は、「事実関係の解明と規定に則った処理に向けて関係者の話を聞いているところだ。ただ教師は規定に従っており、処分することはできない」と説明している。さらにハウ校長は、携帯電話の没収が飛び降りの原因ではないかもしれないとして「家族の話を聞いてから結論を出したい。あまり深刻な問題ではなく、家族との間で解決案に一致できるだろう」と楽観的な姿勢を見せている。
インターネット上の書き込みでは、L教諭の対応を指示する声が多数を占めている。
(21日付ザンチー)
http://dantri.com.vn/xa-hoi/hoc-sinh-nhay-lau-sau-khi-bi-thu-dien-thoai-co-giao-lam-dung-nen-khong-the-xu-ly-20170821155650656.htm