セックス経験、中学3年1割・高校3年4割

(c)VOV

青少年の在り方は急速に変容しています。先進国と抱える問題は変わりません。

ベトナム国家大学の最新の調査で、9年生(日本の中学3年生に相当)の生徒のうち10%にセックス経験があり、12年生(同高校3年生に相当)になると39%、さらに10%は3人以上と経験があると回答していることが分かった。これがカフェやテレビ番組、家族、SNSでセックスに関する情報があふれた文化における真実と言える。
初体験の年齢が若くなっていることに加えて若年層における中絶が増加している。さらにセックスの写真や映像がアップロードされたトラウマで自殺に至るケースも発生している。
学校での性についてベトナム国家大学ハノイ校のチャン・タイン・ナム博士(青少年心理学)に聞いた。
― ベトナムの高校生化の性に関する調査と現状について聞かせてください
私や同僚の研究によれば、ハノイ圏でサンプル調査した結果、9年生までに10%がセックス経験があり、12年生の生徒では39%が経験済みだった。
セックス経験がある高校生男子のうち、29.5%が直近のセックスでコンドームを使っていなかった。また女子生徒側で何らかの避妊をしているのは8%に過ぎなかった。この数字には「レモンジュースを飲む」「立ったままセックスをして性行為後にレモンで拭く」といった非科学的な避妊法も含まれる
さらに高校生の10%は経験人数が3人以上あり、15%は最近のセックスでアルコールや麻薬を含む刺激物を使っていた。
他のデータによれば、高校生の20%が学内でのセクシャルハラスメントをされた経験しているが、うち80%が愛情表現かいたずらと受け取っていた。また25%は、メールや電話による、もしくは性的な写真を送られる、いやらしいテキストを送り続けられる、恋人との関係を壊すと脅されるといったいじめを受けていた。
この年代のカップルでは、3分の1の女性が、交際相手の男性から「愛の証」として裸、もしくはセミヌード、センシティブな部分をアップした写真を送るよう求められていた。
2010年の青少年に関する国家調査では、米国での初体験年齢は平均18歳、ベトナムと同じだ。しかし米国の中絶率はベトナムよりずっと低い。性教育や出生、道徳の教育がよく実施されているからとみられる。性教育により、子どもたちはより落ち着き、避妊や妊娠、出産、性感染症、育児に関する基礎知識が身に着くのだ。(つづく)
(3月14日VOVベトナムの声)
https://vov.vn/tinh-yeu-gia-dinh/thuc-trang-bat-ngo-ve-tinh-duc-hoc-duong-o-viet-nam-hien-nay-739192.vov