教師の給与はバイクタクシー以下

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2017年に問題となった幼稚園の児童虐待の背景にこんな問題もありそうです。

新卒で採用された幼稚園や小学校教員の月給は320万ドン(150ドル)で、バイクタクシーの運転手や路上のお茶売りの収入より低い。
キャリア18年でも高校教師や大学教員は850万ドン。高卒の工場労働者のほうが大卒の教師より待遇が良い。
ハノイ市ハドン区のホアキー幼稚園には教職員が39人いる。10人いる教員の月収は300万ドンほど。
ズオン・カム・ナイさんもその一人だ。ナイさんは2012年に短大を卒業してホアキー幼稚園に就職した。勤務して最初の月の給与はわずか160万ドンで、公務員試験に合格後に昇給したが、現在でも手当を含めて月330万ドンにとどまる。
ナイさんは月100万ドンを公立校に通う子供の学費に充てる。そのほかに1週間に10万ドンのバイクのガソリン代を払っている。残る190万ドンは二人目の子供のおむつやミルク代で消えている。「朝ご飯を食べずに出勤することもよくある。携帯も緊急の時以外はかけない。職場に制服があるから衣類にお金をかけないで済むのはラッキーだけど」と打ち明ける。
幼稚園の先生の仕事は大変だ。朝7時15分には出勤するため5時半に起きて子供の朝ご飯を準備して6時半には家を出る。家に戻るのはいつも夜7時を過ぎている。ナイさんは夫の両親と同居している。「夫は電話の修理工。収入は少ないため、両親の支援が必要」とため息をつく。
ハノイの中学教員のグエン・ティ・ホアイさんも勤務3年だが月収は320万ドン。職場は自宅から13キロ離れており、授業だけでなく催し物準備や生徒の世話、学校のホームページの管理などにも従事しているという。
(12月19日付ベトナムネット)
http://english.vietnamnet.vn/fms/education/192032/preschool–primary-teachers–salaries-lower-than-motorbike-taxi-drivers–earnings.html