7歳の娘の顔に熱した鉄棒、両親が虐待か

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父親と継母による虐待。兆しはあったのに止められなかった行政。日本と同様の児童虐待の構図は、地域社会の絆が強いベトナムでも起こっています。

「タオちゃんが殴られて泣く声をよく聞いていた。でも人民委員会は『大丈夫』と言って取り合わなかった」。キエンザン省チャウタイン郡ビンホアフー村で、女児が父親によって熱した鉄棒を顔と両腕に当てられて火傷をしたとされる事件について、周辺住民は声を潜めて明かした。
ビンホアフー村人民委員会のカオ・フン・クオン委員長によれば、11月26日午後現在、郡公安はタオちゃん(仮名、7歳)の父親と継母に対してタオちゃんを暴行した容疑で取り調べを続けている。タオちゃんは、父親から隔離して保護されている。
クオン委員長は以前に、タオちゃんの家を直接訪問しているが、父親は暴行を否定し、「熱い鍋で火傷しただけ」と説明していた。クオン委員長は、「こう言われてタオちゃんを保護することができなかった」と振り返る。
しかし近所の住民は、タオちゃんが夜中に叩かれて泣いているのを何度も聞いていた。それでもクオン委員長は「大丈夫だ」と話していたという。
タオちゃんの母方の祖父であるフイン・バン・ファムさんは事件を知った11月26日、「一睡もできなった」。ファムさんたちは、当局が早期にタオちゃんを産みの母親のもとに戻してくれることを望んでいる。
ファムさんの家はタオちゃんの家から1キロ近く離れている。ただ娘のフイン・ティ・ビック・バンさんが離婚したとき、裁判所は父親にタオちゃんの養育権を与えた。「バンさんの元夫が、タオちゃんを殴るとは何度も聞いていた。だがタオちゃんがまた殴られるのを恐れて呼び出すことができなかった。母親も、タオちゃんに被害が及ぶのが怖くて連れてこれなかった。私たちはだんだんと疎遠になってしまった」と後悔する。
母親のバンさんは事件を新聞で知った。「傷を見て胸が張り裂けそうになった。一刻も早く引き取って育てたい」と訴える。
事件は2日前、タオちゃんが登校した際に、先生が顔と両腕に火傷の跡があるのを見つけ、校長が通報して発覚した。タオちゃんは先生に、父親が熱い鉄棒を当ててできた傷と説明したという。
(11月26日付Zing)
https://news.zing.vn/cong-an-dieu-tra-nghi-an-be-gai-bi-cha-di-sat-nong-vao-mat-post799109.html