ごみ処分場、埋め立て間に合わずハエ蔓延

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ごみを焼却ではなく埋め立てに頼るベトナムでは至る所で同じ問題が起きています。まずは家庭などでの分別が必要になりそうです。

ハティン省ドゥックトー郡フオンタインごみ処分場周辺で深刻な環境汚染が起きており、付近の住民を悩ませている。悪臭が発生し、ハエがまとわりつき付近の住民に「攻撃する」。
フオンタイン処分場は約3ヘクタールで省道554号線沿いのドゥックト郡ドゥックホア村ドンサー村落と同郡ドゥンアイン村タックタイン村落の境にある。
1990年に整備された当初は、ドゥックト鎮の住民のごみを埋め立てていた。しかしドゥックト郡人民委員会は2000年、郡内全域の集中処分場とする計画を決めた。その結果、生ごみや建築廃材、家畜の死骸などあらゆるごみが数十トン単位で毎日運ばれるようになり、数年でごみの山が出来上がり道路にもあふれ出るようになった。そして周辺に住む数百人の住民の生活も大きく変わった。
持ち込まれたごみをすぐに処分できないために深刻な環境汚染となり、家に悪臭が入り込みハエがたかるようになったのだ。
グエン・ティ・フオンさん(ドゥックホア村ドンサー村落)は、「家族で食事をとるときにもハエがたかってくる。食べ物を5分も放っておいたら皿中にハエが来て食欲をなくす」と嘆く。ドンサー村落だけでなくトゥンアイン村タックタイン村落の数十人の住民も同じ状況だ。
ファン・クオック・トゥアン(トゥンアイン村タックタイン村落)さんによれば、「一番恐ろしいのが食事時。ハエで皿が黒くなる。カーテンをして食べないといけない」。処分場が住宅に近すぎるほか、ごみがすぐに、また適切に処分されないため環境汚染が起きているという。「家から200メートルしかない。何度も掛け合ったが何も解決されていない」と途方に暮れる。
トゥンアイン村のグエン・ティエン・ズン人民委員会委員長によれば、以前は処分場はドゥックトのごみを集めるだけだったが郡内全域から持ち込まれるようになり、廃棄物の量が増えすぎて汚染を引き起こすとともに処理能力を超えてしまっている。ただ「郡人民委員会は2017年、総額30億ドン(1400万円)かけて埋め立てから焼却炉に処分モデルを変更する計画を立てた。既に焼却炉は完成し、稼働に向けた準備を進めている」。
(3月17日付ザンチー)
http://dantri.com.vn/xa-hoi/bai-rac-tra-tan-dan-ruoi-nhang-bau-kin-nha-20180317090925488.htm