幹部の妻が縁故受注、環境省が調査

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天然資源・環境省指導部は8月14日、省幹部の妻と妻の弟が経営する企業が環境関連ビジネスで不正な受注を繰り返していたとの報道を受けて調査に乗り出すことを明らかにした。
問題となっている企業は、ベトナム環境科学技術社(VESSCO)で、省環境総局環境保護活動統制局のルオン・ズイ・ハイン元局長の妻とその弟が経営する。
ハイン氏は2011年に環境総局首席調査官に、2014年8月に環境保護活動統制局長に就任した。その間にハイン氏は、妻と弟の会社に多くの契約を受注させたとされる。VESSCOは2016年だけでも排水処理や環境影響評価事後報告書などで多数の受注を得ている。さらに顧客企業には、環境省が環境法令違反で処分した企業も含まれていた。
環境省指導部は、「党の規定と法令に対する違反があれば処分を検討する」としている。またハイン氏は反汚職法への違反も疑われており、調査が行われることになった。反汚職法では、「政府機関の長・次長クラス、およびその配偶者は、直接管轄する分野での企業活動に出資することができない」と規定されている。また「政府機関の長および次長は、配偶者や父母、子どもに自身が直接所管する分野の企業活動をさせてはならない」ともなっている。
ハイン氏は、2016年4月にハティン省で魚大量死を引き起こしたとされるフォルモサ製鉄所に対する調査団を率いていた。ハイン氏は、製鉄所の建設工事と試験稼働段階において環境対策を監督するよう答申していなかった責任が問われ、統制局長から更迭されている。(14日付ザンチー)
http://dantri.com.vn/xa-hoi/lam-ro-thong-tin-ve-cong-ty-em-vo-cua-cuu-cuc-truong-thuoc-bo-tn-mt-20170814125828642.htm