排気ガスによる呼吸器疾患に危機感=環境白書

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「ハノイとホーチミン市、ドンナイ省、ホーチミン市は、他の省市よりも呼吸器系の疾患にかかる比率が高い」。天然資源・環境省が20日に発表した「2012~2016年度国家環境白書」から、大都市における大気汚染の深刻さが浮かび上がった。
白書を発表した環境総局のホアン・ズオン・トゥン副局長によれば、都市部の大気汚染は、主に車両や建設工事、企業活動、市民の生活、廃棄物処理によって引き起こされている。中でも車両による排気ガスが最大の要因で、大都市では窒素や炭素、硫黄、ちりの量が基準値を超えている。特にオートバイからの排気ガスが最大の問題で、旧型の車両が大気を汚しているという。ハノイやホーチミン市は人口密度が高く交通量も大きい一方で、道路はせまいため交通渋滞がひどいことも大気汚染を深刻化させている。
トゥン副局長は、「毎年、数万人が大気汚染による呼吸器疾患にかかっており、人口の3~4%を占めるまでになっている。特にハノイやホーチミン市、ドンナイ省、ハイフォン市では比率が高い。子どものぜんそくや呼吸器感染、結核、排煙、脳性麻痺、がんといった病気は大気汚染と関係している」と深刻な状況を説明した。
環境省は、長期的に都市インフラに投資するとともに、環境に優しく持続可能な調和の取れた都市計画の必要性を強調した。また特に大都市における環境対策費用の増加を訴えた。
(21日付ザンチー)
http://dantri.com.vn/xa-hoi/tre-em-do-thi-mac-benh-lien-quan-den-o-nhiem-khong-khi-tang-cao-20170721073541188.htm