深刻化する騒音被害、ハノイ

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落ち着いた飲食店などでもなぜこんなに大音量を流す必要があるのだろう?というシーンはたびたびあります。

ベトナム国内の他の大都市と同様にハノイでも騒音が市民の生活を落とし、健康被害のリスクまで高まっている。
ラッシュアワー時のラン通りやチャンズイフン通り、チュオンチン通り、ファムフン通りではクラクションやエンジン音が市民のストレスになっている。ナムトゥーリエム区レドゥクト通りに住むホアン・ティ・トゥーさんは、「子供の送り迎えにも通勤にもバイクを使う。騒音やほこり、渋滞のストレスをいつも感じている」。
市中心部では建設現場の騒音も激しい。カウザイ区ディックボンハウ住宅街に住むグエン・バン・ブーさんの家の周りは、ブルドーザーや掘削機、コンクリートミキサーがひっきりなしに動いている。「騒音に攻め立てられているようなものだ」。
小売店からは大音量の音楽が流れ、飲食店の客からチップをもらおうと流しのカラオケ歌手も行き交う。小売り店が並ぶカウザイ区スアントゥイ通りに住むファン・タイン・バーさんは「店の音楽が真夜中まで続いて眠れない」。
職業病・環境研究所の調査によれば、ハノイ市内の12本の主要な通りでは日中の騒音は77.8-78.1デシベル(dBA)で、許容水準の7.8-8.1を遥かに上回る。夜間も65.3-75.7dBAで、許容水準の10-20dBAを大きく超える。90dBA以上になると血圧や胃の機能に悪影響を与え、疲労感、不眠、聴覚障害、神経障害につながる恐れがある。
専門家は、騒音を和らげるために車両規制や広告規制と同時に植樹や緑地の拡大を求めている。
(6月15日付ベトナムニュース)
http://vietnamnews.vn/environment/449873/hanoians-drowned-out-by-rising-noise-pollution.html