ハノイ都市鉄道、工事現場に注射針が散乱

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中国の支援で進められているハノイ都市鉄道カットリン~ハドン線が、10月に予定されていた試運転を前に資金不足に陥ってしまい、駅舎の建設現場はゴミだらけで注射針も散乱している始末だ。
ハドン区チャンフー通りの工事現場では、大量の注射針が投げ捨てられており、周囲に不安を与えている。周辺に住むトゥーさんは、「コンクリートを建ててそれっきり。いずれこの場所はゴミの山になる」と不安げだ。別の住民も「時々人が出入りして注射を打っているようだ」と証言する。
ハドン区モーラオ街区人民委員会のバック・ホン・ヒエウ副委員長は、公安と協議して解決策を検討している。ただこの付近はタインスアン区との境界にあり、人目につきにくい工事現場であることが悪用されているという。
グエンチャイ通りの工事現場付近に住む住民は、工事が遅れている間にゴミで周囲が汚れ、健康に影響していると訴えている。
交通運輸省の鉄道管理委員会によれば、工事の追加資金が不足しており工程に遅れが生じている。同省は中国の元請け業者に資金調達を求めているが、業者側は資金は設備機械の購入に優先的に充てるとしている。
交通運輸省のグエン・ゴック・ドン副大臣は、10月には始まる予定だった試運転は、資金不足のために多くの工事が終わっていないとして遅れるとの見通しを明らかにしている。同省は在ベトナム・中国大使に対して、元請け業者の第6中国鉄道グループが約束通り工事を進めるよう働きかけている。
(20日付ベトナムネット)
http://vietnamnet.vn/vn/thoi-su/tin-anh/su-that-khung-khiep-duoi-gam-cong-truong-duong-sat-cat-linh-ha-dong-399516.html