保健大臣が窮地、医薬品企業との癒着に疑惑

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保健省のグエン・ティ・キム・ティエン大臣が、医薬品流通企業VNファーマとの関係をめぐり窮地に立たされている。ティエン大臣は、義理の弟がVNファーマの役員であるという疑惑を否定していたが、同社のグエン・ミン・フン社長はメディアに対して保健大臣の義理の弟が副社長であることを認めた。法令では、省庁の指導部の親族が、その省庁が所管する企業に在籍することを禁じており、ティエン大臣が違反をした可能性が強まっている。
VNファーマは2014年に偽のがん治療薬を大量に輸入したとして摘発された。最近になってSNSなどでは、偽の薬の輸入手続きにあたって、同社はティエン大臣にホーチミン市タオディエン地区の600億ドン(2億9,000万円)相当の不動産を提供したと取りざたされていた。
ティエン大臣は、義理の弟が同社にいることなどを含む一連の疑惑を否定していたが、フン社長が8月30日、保健大臣の義理の弟が同社の副社長であると地元メディアに認めた。
8月30日に開かれた政府の定例記者会見では、同省のグエン・ベト・ティエン副大臣が「私自身、大臣に確認したことはなかった。大臣も話さなかったし、保健省党管理委員会にも報告していなかった」と釈明した。さらにマイ・ティエン・ズン政府官房長官は、グエン・スアン・フック首相が、偽薬が輸入された経緯を明らかにして国民に公開するよう政府査察局に指示したことも明らかにした。
ティエン大臣は、グエン・タン・ズン内閣でも保健大臣を務めた。昨年のズン前首相の退陣以降、ディン・ラ・タン前運輸相やブー・フイ・ホアン前商工相といったズン内閣の閣僚などが相次いで不祥事で処分されている。(30日付ザンチー)
http://dantri.com.vn/xa-hoi/bo-truong-y-te-khong-noi-gi-ve-viec-em-chong-lam-o-pharma-20170830185428451.htm